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  カテゴリ: [松本愛子ブログ]  2015/11/07

 
札幌は雪が降り出しそうな重たい空が広がっています。
 
午後のティータイム
 
ちょうど、お湯が沸きましたら、
子供達が学校から帰ってきて、
お抹茶飲む?
と聞くと、
飲む
との返事。
 
札幌の生徒さんのお義父さんが焼かれたお茶碗に、
前橋のお茶の先生の資格もある生徒さんからいただいた、
表千家 薄茶 珠の白を、
これまたいただいた茶筅でお茶を点て、
息子に出す。
 
image
(お菓子がお皿で、すみません。これまた、生徒さんにいただいた、群馬の麦落雁)
 
美味しゅうございました
と言われて、
私も息子に茶筅で点ててもらっていただく。
 
息子に点ててもらうと、自分とはまた違って、力があって、
まろやかで美味しい。
 
お茶は歌とも似ていますね。
 
それは、生きることにも通じている様です。
 
お茶も含めたコンサートなどのイベントも、
来年はできるといいな、と思います。
 
どういう訳か、素晴らしいお扇子も、先日いただいたりして、
着用するかはわかりませんが、お着物までドサッと、
前橋で整理していましたら出てきたりして。
 
前橋の家のお隣には、着付けもバッチリできる方がいらして、ね。(笑)
 
 
先週末は、ほんの少し、疲れときっかけがありまして、
ぎっくり腰をした私。
 
そうは言ってもお蔭様で、様々のグッズや頂き物、お風呂などで、
あっという間に回復してしまったのですが。
 
そのきっかけとは、
6年生の次男に朝、背中に乗られ、
うんしょと担ぎあげたこと2回はよかったのですが、
その後数十分ほどで腰が痛み出すと同時に、
本質の思いの原因であることとして、頭を占めていたのは、
国公立大学の授業料が、今度、今までの倍額になる、ということでした。
 
具体的にどんなセンサーが働いてしまったかと言えば、以下の様なことで。。。

 
 
私は、桐朋学園短大卒業後、20歳で藝大に入り、その夏には埼玉の実家を出て、
最初は、藝大の石神井寮に半年(昨年、閉鎖、解体されましたね。)
そして、赤羽(志茂)、新宿(中落合)でのアパート暮らしを、約6年間したのですが、
その間は、勉学や、学内だけでなく、
外部の国内海外の声楽家や指揮者のホームレッスンなども受けたりする中、
様々のアルバイトで生計を立て、
寮を出てからは、ひと月、約8万円のアパート賃料を支払いながら、
大学の学費も捻出して藝大を卒業しました。
 
嫌なアルバイトも、自分の声、体を、オペラが歌えるフォームに
作り上げる為、と自分に言い聞かせて耐え、
アルバイトからの真夜中の帰り道では泣きながらアパートにようやく戻ったことも、多々あるような生活をしていました。
 
あまりにも師匠から求められる自在さ、
本物の声を理解し応えることができない不甲斐ない自分にも怒りをおぼえ、
何で、こんなに苦しいトレーニングをするために、
プライドもかなぐり捨てた、様々のアルバイトにも
耐え続けなければならないのだろうか?
と感じ、
 
仕舞いには、
何のためにこんなことをやっているのだろうか?
と、自分を責め続け、苦しくなって、
志茂のアパートの裏の大きな大きな川に架かる橋から身を投げようと、
何度も真っ暗な橋の真ん中で自分と格闘する日々が続きました。
 
そんな中の赤羽志茂時代に、人生初めてのぎっくり腰を経験したのですが、
今回の学費値上げを見て、
その時の苦しかった学生時代の記憶がよみがえり、
今になって再び、腰に反応が出た、という経緯でした。
 
しかし、もう、あの頃の葛藤も苦しさも、
今の私にはほとんど残っておらず、
この数日で、腰もあり得ないスピードで治ってくれたのですが、
物事には、正反対の様な、反面というものも存在していて、
自分の夢と生活を支えるための苦しかった、たくさんのお仕事によって
出会わせていただいたり、体験させていただいた全ても含め、
今となっては、財産であることを実感する痛み体験にもなりました。
 
 
 
お抹茶の時間は優雅で美しくて清らかでよいですね。
 
皆さま、お茶のためのお品物もいつもありがとうございます!



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