5月に主人の父が亡くなり、
今日の49日。
舅は旅立って行きました。
主人と出会って、群馬の前橋に来て丸15年。
本当にいろんな事がありました。
結婚前から出来上がっていた二世帯住宅での3世代同居の中、
オペラ歌手としてのキャリアを一度諦め、
実家に帰ること無く息子たちを生み、
人生で命よりも大切にしていたピアノを奪われ、
ナチュラルに全く理解無い環境下、息子たちを育てました。
こうして鍛えられてゆく中で、
人とは何か、地球は何か、宇宙は何か
音楽のみちも失わず歩んでこれたことは、
それだけでも奇跡的なことと、
心の中から感謝が込み上げます。
ご縁も、全ても、
皆、本当にありがたいことです。
舅が居てくれなければ、
母として、妻として、女性として、
音楽人としての私は存在し得なかったと確信します。
賛同してくれるだけが人の役割でもなく、
この様に鍛える存在としてあり続けてくれたことも、
本当に稀有で素晴らしいことです。
おじいちゃん
ありがとう。
沢山体験させてくれて本当にありがとう。
送り火と共に、義父の御霊が昇るのを見届けました。