炭で山や木々を元気にしていらっしゃる、
高崎のやまの会の、宮下正次さん、みどりさんご夫妻が、
前橋の南町の主人の実家(元お教室)の庭の写真を送ってくださいました。
拝見して、これはすごいな、
と本当に実感しました。
松が庭が元気。
2013年4月8日(炭まき前)
↓
2015年4月15日(炭まき2年後)
こんなに違います。
西側も
2013年4月8日(炭まき前)
↓
2015年4月15日(炭まき2年後)
新芽もしっかりと出て、
幹もしっかりしています。
2年前に手を入れたことが、
ちゃんと結果となって、
庭が元気になってよかった。
ここに嫁いで、二世帯住宅にて、
数年、出産、子育てをしましたが、
毎晩の様に、庭の松が私に訴えてきて、
ある晩などは、私の口の中に、
松の葉がいっぱい詰まって、苦しさでもがく、
リアルな夢で、本当にうなされたりしました。
何とかしてやりたい。
何とか、
毎年の薬の消毒をやめさせてやりたい。
松たちが訴える、自然で元気な庭にしてあげたい。。。
何年も何年も、逆風を受けながら思い続けました。
そしてとうとう、
「そんなに愛子さんが言うんならやらせてみようじゃないか」
という舅の言葉がようやく出て、
私としては舅の動機や言葉は、本当にどうでもよくて、
構わず、「あら!そう!じゃ、頼んでみるわね」
と、宮下さんご夫妻にご連絡したのでした。
そして、2年前のお釈迦様のお誕生日である4月8日、
宮下さんご夫妻と一緒に、炭入れをさせていただきました。
入れた瞬間から、
庭の松や、木々たちが本当に喜んでいるのがわかりました。
長かったね、
と、松たちに、私は一人、心に湧き起こる感動をかみしめながら、
鼻の中まで炭の粉で真っ黒になって、庭全体に炭を入れていき、
作業は僅か、半日で終わりました。
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あれから2年。
どう思われていようとも、
何を感じていられようとも、
私は、この松たちの元気さが嬉しい。
舅も、昨夏から体の動かない状態になり、
あれからずっと、病院に入っている日々ですが、
何より、庭が一番気になる方で、
現役で働いているときの出張中も、汚れた下着などの荷物とともに、
「庭の水くれ忘れるな」
との一文しか送られてこなかったという程、庭を愛していた様なので、
松たちが元気になってよかったです。
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私たちは、
その「場」に生かされています。
人との愛も、もちろん大切ですが、
その場から受け、守られている「場」からの愛は、
本当に大きいです。
日本人は元々、そういうことを知っている民族だと思います。
宮下さんご夫妻の日々の活動、
こうしてイヤシロチをひとつひとつ響かせていらっしゃることは、
愛、ですね。
そうした意味でも、
私も、人の感情など、
取るに足らないものだと思うことが多々あります。
今の自分が何ができるのか、
どう生きているのか、
本当に自分を感じながら。。。。
蒔いた種の結果が実り始めたこの頃。
本当によかったです♪