昨日は、百合ヶ丘のピアノの恩師(桐朋の受験でお世話になった)の
ハウスコンサートに、
これまた、最初のピアノ恩師の娘さん(幼なじみ)とご一緒に伺いました。
先生もご主人(フルート)もドイツやウィーンで学ばれ、
活躍されていた素晴らしい音楽家です。
ちょうど私の生まれた頃でしょうか。
先生たちがドイツに渡り、道を開かれていったお話。
初めて、その時の様子、ドイツやウィーンの様子、
沢山貴重な生きたお勉強の内容、専門的な擦り合わせ、
確認させていただき、本当に素晴らしいお時間でした。
演奏も流石!
素晴らしいウィーンフィルのメンバーとの研鑽、
呼吸法の体得が、身についた本場のスタイルとともに、
様々の曲が繰り広げられ、
手元も体も全て間近の距離で受け取らせていただきました。
ご主人のフルートのベルリンのご師匠は、
メソッドが無かったフルートの世界で初めて呼吸法を
確立された巨匠です。
そこには声楽家や他の楽器の方々も呼吸法を習いにいらっしゃっていたのでした。
ご夫婦で数々の困難や状況の中、
ただ技術も感性も磨く事を目的に歩んでこられた 音楽人生の内容を
初めてお聞きすることになり、
改めて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先生のご邸宅のお庭には、薔薇が沢山、
素敵に咲いています。
17、18の当時、高校生の私には、こんなに素敵なお庭を感じる余裕も何も、
全く無い程に、毎回、本当に根気よく必要なレッスンをしていただいて、
お宅の側のバス停から見下ろす夜景も、涙がにじんでよく見えず(笑)
途中下車して新宿の公園で、一息入れなければ、埼玉の家に戻れないほどの、
自分の不甲斐なさを味わっていました。
今の私がありますのも、先生方の愛のお蔭であること、
つくづく確認する最近です。
さて。
本日は朝から、新幹線で、長男と東京に向かっております。
札幌で通っていました中学の修学旅行で、久しぶりに皆さんとお会いします。
(何と!
今朝のその中学生たちの便と、主人が同じ飛行機の様ですよ!)
息子をしばらく自由にして、私は鎌倉へ所用で向かいます。
嗚呼、人生とは巡り巡って皆つながっている。。。
皆さんもよい日曜日をお過ごしください。