ーあの時のあの曲ー
私は今、弾いているショパン
あの時に毎日のように聴いていたショパン
もうこの素敵なこの曲は(テクニックもトレーニングも何もかも不足していて!それは、歌を声楽を発声を極めようとしているのでピアノをさらうことを断念していた私の時)
私の手で弾くことはないんだな、と手のひらの薄くなった筋肉を触りながら、心の底から悲しくでも真に癒された曲。
(色んな演奏者の録音を聴いていました)
まさか、四半世紀以上経ち、
また、その音を自分の手で出そうとして、この数年のトレーニングで、少しずつショパンを奏でようとしている自分がいるとは!
どれほどの感動が自分の中で毎回湧き上がる思いが音から来るのか
悲しみを乗り越えて、また、それ以上に(以前の)わかりながら音を出すことの感謝は、同じ経験をされた方にはきっと伝わることで、そうでなくても、何かを感じるのが人だと思う。
そういう音を海外でも通用するその音楽を!教えてくださる師に私はいつも深く感謝している。
何故なら、私は師匠を亡くしている経験もあって、本当のことを教えてくださることがどれだけ有り難いのか、よく知っているから。
深い深い長さの味わいは、
私の真の至福の時。
秋はそれらも表現したいです。
がんばります。
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