〜あの音が頭から離れない〜
昨晩は東京文化会館で橘高氏のリサイタル。
本当に本当に、
楽しみにしていました。
今、私も、シューマンやらクララやらポリーヌやらショパンやら、、、どっぷりと素晴らしい文献やその作品に取り組んでいるのもあり、
シューマンがクララに捧げたその大曲、その思いや現実、全てが橘高さんの体を通してピアノの音にどこにも隙なく「その音」が会場全てに表現されて、正にベルカントの超一流の歌い手の最高の歌そのものを聴いているに等しく、アンコールでは涙込み上げどうしようもない程の深い感動を味わった夜でした。
音楽はどうあるべきか
芸術であることの大事な要素
そして命をかけて真摯に取り組む心の様と姿
また一段と素晴らしい演奏でした。
私がわかることは、声楽、オペラ、発声で培い育ててきたベルカントのフォームであり、音であり、楽器の奏者であれ何の分野であれ、全て同様であることを知っています。
音がその様に出せることが
全てを左右します。
本当に素晴らしい凄い方は本当に凄い。
私も音楽家の端くれとしてほんの爪の先、
そういう音楽を出せる音楽家になりたい。
それにはまず中身から。
だから私は子を産み育てる決心をして、
生きてきた軌跡の音楽を生活のひとつとして楽しんでゆく音楽家を選択したと思います。
体も軽やかになり(音楽は凄いです!)
さて、
私も4月の本番目指し取り組むことにしますか。
また次回のリサイタルもご一緒しましょうね!♪